1992年3月、6日から9日までの3泊4日で創立20周年記念のグァム旅行が催されました。新千歳直行便、名古屋経由便と二手に分かれての出発となり、総勢130名がグァムの地に降り立ちました。現地では、それぞれ昼はショッピングやマリンスポーツ、ゴルフなど、夜はオプショナルディナーショーなどを楽しみました。同じホテルに泊まっていながら全く顔を合わせない人もいたほど、各々が意欲的に活動していたようです。
唯一全員が揃ったパーティーでは、ポリネシアンショーを楽しみ、本場のダンスを伝授してもらうなど、しばし南国気分を満喫しました。
みんな大満足で帰路につきましたが、グァムと北海道の気温差は30度以上。雪景色に気も引き締まり、明日から25周年、30周年へ向けてさらなる前進を誓い合っての解散となりました。
1993年1月30日、札幌市豊平区に本社新社屋(現社屋)が竣工されました。ワンフロア90坪の5階建てで、幹線道路沿いに立ち並ぶ建物の中でも一際目を引く斬新なデザインでした。外観のみにとどまらず、機能性を重視した内部のレイアウトなど、21世紀を見据えたインテリジェントビルとなりました。
3月2日には、本部の山田社長、後藤専務をはじめとする多数の皆様にご臨席いただき、簡潔ながらも心に残る新社屋移転式を行うことができました。また、全国から心温まる電報を頂戴しました。社員一同、創立20周年の感激を思い起こすとともに、新社屋への移転を機に、将来に向けてのさらなる飛躍を誓い合いました。
1993年7月1日より、新販売管理システムが導入されました。全国統一システム(統合システム)として位置づけられたこのシステムは、本部システム開発部が中心となり、日本オフィスシステムと共同開発したものでした。当グループには、長野、四国に続いての導入となりました。特徴はデータベースにあり、21世紀を見据えた広範な営業ニーズに対応できるようになっておりました。商品コードから各帳票に至るまで全て一新されたため、慣れるまでは大変苦労しておりましたが、本部スタッフの皆様のご協力を頂き無事にスタートを切ることができました。
1994年2月、老人ホーム社会福祉法人愛全会に、福祉車両「トヨタ・エスティマ」を寄贈致しました。地域の皆様による20年あまりのご愛願に報いるため、“公共性ある社会還元”を目的に、社会福祉法人北海道共同募金会を通じての寄贈となりました。老人福祉施設とお年寄りの自宅がドア・トゥ・ドアで結ばれることになり、2月28日に行われた贈呈式では、「これで冬場の移動が安全になります」と喜びの声が聞かれました。
1994年12月15日にユニフォームレンタル事業部が開設され、翌年の2月1日から商務がスタートしました。ユニフォームレンタル事業の導入にあたり、URシステムの基礎については、本部および各社の皆様にご指導を頂きました。
期待感と不安感が入り混じったゼロからのスタートとなりましたが、ユニフォームレンタル事業において既に10年来の実績を出されている先輩各社の方々を目標に、情熱あふれる事業部員の力を結集し最大限に発揮することを、スタッフ3名ともに固く決意しておりました。